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坂倉の塔 2025.1.21

更新日:1月22日


坂倉の塔のらせん階段
坂倉の塔のらせん階段


奥にもう一つの入口があります
奥にもう一つの入口があります

神楽坂は自分が学生時代に住んでいた場所に近く、当時スーパーよしやに通う道中、街並みを眺めてはいたけれど、詳しくは覚えておらず… 最近は「プチ・パリ」と呼ばれるようになったとかで、いずれツアーの企画をたてたいな~と思って、このところちょいちょい足を運んではいろんな発見を楽しんでいます。

建築の中で「階段」は他の階へに移動するアイテムにとどまらず、美術品のように設計されているのを見るのはわくわくするものです。この階段は神楽坂が「プチ・パリ」と呼ばれるようになったきっかけの東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ)の校舎、神楽坂の表通りからほど近いところにあります。設計者の坂倉準三から「板倉の塔」と命名されました。円筒に見える外観に設置された「ふくらみを持たせた三角形」は、坂倉準三はフランス人のル・コルビジェのもとで、モダニズムを学んだ経験を遺憾なく発揮しているようです。

2枚目をご覧いただくと、奥にもう一つ上り口があることにお気づきのことでしょう。二重らせん階段、お寺にある栄螺堂のしくみになっているんです。手前の階段を上っていくと、最上階の床に矢印があって、もう一つの階段の方に導かれます。降りるときに気づいたんですが、蹴上の高さが一定ではありません。なのでうっかりするとバランス崩すので要注意。

階段好きにはたまらない絶品です。校内はとても静かで、立ち入るのをためらいますが、一般の人も出入り自由なので、機会があればぜひいらしてください。一見の価値ありです。

 
 
 

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 ≪街歩き with 手話≫ 

2名~6名のグループでご相談ください。
参加費 1人1,000円  

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