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「わせでん」都会の田圃 2024.6.30


都心に案山子?新宿区早稲田にある田圃「わせでん」をご紹介します。早稲田の地名は、神田川の氾濫で収穫期の稲が被害を受けるより早く収穫できるようにしたことから、と言われています。明治15年、大隈重信が江戸時代井伊掃部守頭・松平讃岐守りの下屋敷だったこの地を取得しました。当時、屋敷の周りは一面の田圃でしたが、現在は自然律に従った文人風の大隈庭園として整備されています。

今からおよそ20年前の2003年、「なぜ早稲“田”なのに“田”んぼがないのか?」という早大生の素朴な疑問から、「早稲田に田んぼを復活させよう」となったのだそうです。中央に広がる芝生広場からは見えづらい場所にありますが、なかなか大胆な試みですよね。早大生の意気込みが伝わってくるというものです。そして、近くの小石川後楽園(江戸時代は水戸家の上屋敷)の中にも田圃があるのをご存知ですか?日本人の心のふるさとはこうした田園風景にあるのではないでしょうか。再開発もいいけれど、日本人の心によりそって安らげるこんな場所を残すことの大事さを思い起こさせてくれる場所です。

 
 
 

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